雨の日がちょっと好きになる、大人のための5つの過ごし方

今年は梅雨入りはしたものの、なかなか雨が降らずに不思議な感覚でした。

子どものころ、雨の日といえば、靴の中がぐっしょり濡れてしまったり、服が貼りついたり。
なんとなく憂うつで、好きにはなれない存在でした。

でも大人になって、防水の靴やお気に入りの傘を身につけるようになってからは、
雨の中を歩く時間すら楽しめるようになった気がします。

そして何より、雨の日の「おうち時間」を意識するようになってから、
この季節がちょっと楽しみになりました。

皆さんは雨の日にやりたくなること、ありますか?

今日はそんな雨の日に私が楽しんでいる過ごし方を、少しだけご紹介させてください。

① 読書

雨の日の読書は、自然の音に耳を傾け、
窓の外に流れる雨粒をぼんやり眺めながら、本の世界に沈んでいく時間が好きです。

豆を挽いたコーヒーや、お気に入りの紅茶を淹れて、湯気と香りに包まれるのもまたしあわせ。


雨の日は、湿度が高まることで香りの粒子が広がりやすくなるそうです。そんな特別な香りの強さを、ぜひ意識して楽しんでみてください。

心がやわらかくなるような小説や、やさしいエッセイを手に取って。
ほんのひととき、日常からそっと離れる時間です。

② 料理

雨音をBGMに、少しだけ時間をかけた料理をしてみるのも、雨の日ならではの楽しみ。
あとでゆっくり過ごす時間を想像しながら丁寧に作る料理は、それだけで時間の流れをゆっくり感じさせてくれます。

コトコト煮込むスープや、読書や映画のお供になるクッキーやパウンドケーキ。
合間の待ち時間や焼き時間に、何をしようかと考えるのもまた楽しいひとときです。

おすすめのレシピも紹介したいのですが、長くなってしまうのでまた今度。
今日は、のんびり火を入れて、じっくり味わう時間を。

③映画

雨の日は、いつもより時間がゆっくり流れているように感じます。
そんな日は映画館ではなく、家でしっとりと映画を楽しみたいものです。
雨のシーンが印象的な作品や、少し静かなテンポの映画は、心にじんわりとしみわたります。

④書き物

ノートを広げて、思いつくことを書きとめたり、日記をつけたり。
外に出られない日こそ、ゆっくりと自分の内側に目を向けられる気がします。

私は普段から書くことが好きで、
思いついたことを書くノート、読書の記録用、スケジュール帳、日記帳など、いくつかのノートを使い分けています。

日々のことを記録していると、思いがけず自分の思いや、
心の奥にあった悩みに気づくこともあります。

雨の日は、自分自身と静かに向き合える、そんな時間になるかもしれません。

⑤散歩

雨の日の散歩は、いつもとは違った風景を見ることができます。


濡れたアスファルトや湿った草木、夜には街灯に照らされた雨粒が流れていく様子など、どれもとても綺麗で、つい、いつまでも歩いていたくなるような気がします。

お気に入りの傘があると、そんな散歩の時間がもっと楽しくなります。


私のお気に入りは、丈夫なビニール傘。強い風でもひっくり返ることなく、透明だからこそ、雨粒の動きや、いつもと違う景色を眺められるところが気に入っています。


夜の灯りに透ける傘の影も、とてもきれいで、買ってよかったと思える一本です。

皆さんは、雨の日の散歩、好きですか?


雨の日は、ちょっとだけ自分を甘やかしてあげたくなる日。
忙しさから一歩離れ、静かな時間に身をゆだねてみる。
そんな小さなご褒美を、暮らしの中に増やしていけたらいいですね。


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